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6.選挙当選後

選挙当選後に行う活動について

6.選挙当選後

当選はゴールではなくスタート

市議会議員選挙の当選はゴールでなくスタート

激しい選挙戦を戦い抜き、見事当選を勝ち取った議員にとって、選挙に勝つことはゴールではなく、スタートです。

政治家にとっての目的とは

政治家にとっては選挙は定期的に訪れるものです。

政治家として活動するうえで、選挙は切っても切り離せないものではありますが、政治家にとって選挙に勝つことはただの「手段」であって「目的」ではないはずです。

当選することがゴールなのではなく、社会を良くしていこうと活動するためのスタートであるはずです。

選挙当選後に議員活動として行うべきことは、住民の意見をしっかりと聞き、打ち出すべく政策を考え、掲げた政策を実現し、地域社会の醸成を目指すことです。

議会で質問をすることもなく、意見交換会などで政策論争の実施も行わず、掲げた政策に対する行動も起こさず、ただただ自治会の会合や冠婚葬祭に顔を出し、清掃活動や消防団活動などの地域活動に参加するだけの議員であるならば、はっきり言って役に立たない議員に成り下がってしまいます。

議員として次の選挙に当選することは、今まで行ってきた活動をより一層活発に行っていくことに必要なことではありますが、顔を売るならしっかりとした活動を伴ってこそ、本当に地域に必要とされる議員となるでしょう。

議員はただの御用聞きではありません

地方議会議員の多くは地域の御用聞きのような存在として活動している現状は否めません。

  • 側溝の蓋が壊れたので直してほしい
  • 生活保護の申請を手伝ってほしい
  • 就職活動に対して口をきいてほしい など・・・

議員の仕事は「行政のチェック機能」と「行政に対する政策立案機能」と「予算編成の精査」が最も重要だと考えます。

当然、地域に存在する不便を調査するために「御用聞き」として回ることは重要な仕事のうちですが、9割方は地域住民のただのわがままであることが多いのも事実なので、御用聞きとして地域住民と会合するのであれば、意見交換会など他の人も聞いている状態で行うべきだと考えます。

地方議会議員の役割

最後に地方自治法により設置が義務付けられており、地域住民の直接選挙で選ばれた地方議会議員が担うべく役割について紹介したいと思います。

1.地域住民を代表する機関

市町村議会議員は、地方公共団体の長と同じように「議会議員」についても、地域住民が直接選挙で選出することが定められています。

これは地方自治法に基づき、独立・対等の関係に立っている執行機関の長と議事機関である市町村議会議員を地域住民が直接選挙で選出する二元代表制をとっています。

執行機関と議会は、相互に緊張関係を保ちながら協力して自治体の運営に当たる責任を有しています。

地方議会議員は、地域住民を代表する者としてより良いまちづくりに努めることが重要です。

2.地方公共団体の意思を決定する機関

執行機関の長が独任制であるのに対して、議会は複数の代表で構成される合議制の期間です。

その役割は、首長から提案される予算、決算、条例制定や改廃、行政が締結する契約などを審議します。

その審議の場に地域住民の意見を反映させ、審議の過程で様々な議論を交わし、審議を決定する権限を有しています。

さらに、首長から提出された議案に対し審議をするだけでなく、条例制定や改廃等について提案することが出来ます。

地方議会議員はこの制度があることで、自身が掲げた政策について提案を行い、議会で議論を交わしていくことで、政策の実現を目指していくのです。

議会は地域住民の代表であり、地域住民に身近な存在である地方議会議員が、地域の現状を調査・分析を行い議会で議論するとともに首長に提案することで、行政サービスの向上を図っていきます。

3.執行機関を監視する機関

地方議会は、主権者である地域住民に代わって執行機関を監視し、執行機関の独走をチェックする機関です。

具体的には、一般質問・議案に対する質疑・委員会での審査・所管事務調査などがあります。

こうした機能を十分に発揮するためには、地方議会は地域住民の意見や要望を広く把握し、互いに議論を交わしていくことで、行政の課題を明確にして対策を練っていく必要があります。